日本人のマナー問題(2)

先日、日本人のマナーが劣化している件について書きましたが、海に遊びにいって改めてそれを実感したので続編を書きます。

海に行くと最近急速に増えているな、と思うのは水上オートバイ(ジェットスキー)です。日本では世界的にも珍しく免許が必要なのですが、それでもマナーの悪い利用者が少なからずいます。

一番心配なのは安全に対する配慮。船舶免許取得の時には必ず習うのですが、水上オートバイは陸上のものとは異なりブレーキが無く急には停止出来ません。また、左右に曲がるにはジェット噴射の推進力が必要なので、危険だと咄嗟にアクセルを戻してしまうと曲がることが出来ず、却って危険回避が難しくなります。

従って陸上バイク以上に慎重な操縦が求められるのですが、残念ながら海水浴場での危険な運転が後を絶ちません。

監視員のいる海水浴場ならば海水浴場エリア外に出るように促されますが、監視員が居ないと最早無法地帯。

多くの海水浴場には、水上オートバイは禁止と看板に明記されているのですが、それでも海水浴客のすぐ隣で高速運転する輩がいます。

更に気になるのは場所取り。海水浴客用の駐車場には水上オートバイを置く場所確保しようと、車と二台分を、荷物などを置いて「確保」しようとする人が続出しています。

もう一つ、私は釣りをするのですが、魚は音に敏感なのに、わざわざ釣り人の近くに来て操縦する人。単なる嫌がらせとしか思えません。

水上オートバイの利用者には、是非ともマナーを守って欲しい、そう感じています。