テロ警戒などで駅のゴミ箱がどんどん少なくなり、家庭ごみ持ち込みが相次いだことからコンビニのゴミ箱も撤去もしくは店内の店員が見えるところに移設されたりと、どんどんごみが捨てられない国になっています。
こうしたゴミ箱撤去は色々と悪循環になっている気がします。
以前は街中の至る所にゴミ箱があったので分散していたものが、駅にも無し、コンビニにも無し、当然街中にも無し、結果、ごく一部の捨てられる場所にゴミが殺到、となってしまっています。
家からわざわざ持ってきて外で捨てるのは完全にマナー違反でしょうが、駅やコンビニで買って出たゴミですら、別の駅やコンビニで捨てるにも捨てられなくなっているのは、流石にちょっと不便すぎると感じている方も少なくないのではと感じます。
ゴミを資源として扱いお金に変えることができればゴミ箱は寧ろ宝の山に変わるので、分別マナー向上とリサイクル業者への行政の支援などで、ゴミ箱がもう少し街中に戻ってくる社会にしていきたいものです。
またゴミが出るということは、その元になっている販売側にも責任はある筈です。
メーカーや卸売り・小売業者でも、自らが販売した商品に付随するゴミは回収義務を課す、上述のようなリサイクル事業の原資負担を求める、といった改革も必要ではないかと感じます。