
書評『新聞記者』(望月衣歵塑子、角川新書、2017年)
モリカケ問題を始めとした総理・官邸を巡る疑惑を鋭く追求し続けている東京新聞記者、望月衣塑子さんの自伝的著作です。 本書を読む前から、...
政治・経済・歴史を中心に評論しています
モリカケ問題を始めとした総理・官邸を巡る疑惑を鋭く追求し続けている東京新聞記者、望月衣塑子さんの自伝的著作です。 本書を読む前から、...
内容が過激過ぎるとの理由で東京圏では何故か放映されていない「そこまで言って委員会」。最近では読売テレビのネット配信で全国で見られるようになりました。内容が保守に偏っているとの批判も多い同番組ですが、人数的には兎も角、常に反対意見のパネリストも登壇しており、現委員会(司会者)の辛坊次郎氏のバランス感覚ある進行もあって、私は日本有数の良番組だと思っています。そんな番組で取り上げられたテーマの中から、特に気になった点についてコメントしていきたいと思います。
千葉県に未曾有の被害をもたらした台風15号。筆者も被災地の一つである千葉県館山市を訪れ、微力ながらも数日間、瓦礫撤去活動に携わらせて頂きましたが、被災地ではマスコミ報道を遥かに上回る規模の被害が出ていました。大変失礼乍ら、森田知事が3期もの長期に亘った任期中、どのような成果を上げられたのか詳しくは存じ上げませんが、例え日頃は大した実績を上げずとも、こんな時こそ「タレント知事」の知名度を活用して千葉県の惨状を発信する役目を県民は期待していた筈です。
千葉県の多くの地域では停電が既に1週間に及び、更に断水にも見舞われている場所もあります。台風から暫くの間、マスコミでは千葉県に未曾有の被害が出ていることを殆ど伝えませんでした。
先ずは一日も早い千葉の復興と、被災された方々の安全とご健康を心よりお祈り申し上げます。十数年振りに日本に帰国した際、違和感を覚えたことの一つが街中の電柱の林です。
例え国と国との対立が深まろうとも、国民同士が相手を差別するなど論外であり、況してや自国にいる相手国民を差別など絶対にしてはなりません。然し一方で、議論すること自体を封じてはなりません。
多様性重視と言いつつ、メンタルには多様性を認めていない、という日本の職場文化が、結果として職場の人間関係を円滑にさせていないのでは無いでしょうか。
韓国ソウル市と釜山市の議会は6日、一部の日本企業を「戦犯企業」に指定し、市がこれらの企業からの製品を購入するのを制限する条例を可決しました...
香港のキャリー・ラム行政長官が漸く「逃亡犯条例」の正式撤回を発表しました。一方で、香港市民が心から求める民主主義の生みの親とも言えるイギリスでは、EU離脱を巡って揺れに揺れています。議会は離脱期限延期を決定、これに対して首相は議会解散総選挙を目指すとしており、こちらも落とし所が見えなくなっています。
消費税引き上げまで1か月を切りましたが、未だに新税率対応レジが行き渡らない、キャッシュレス支払いのポイント還元制度も詳細が決まっていない、等、不安たっぷりな状況です。その中でも最も不安なのが「軽減税率」。一体何を考えてこんな制度にしてしまったのでしょうか。