能登震災の二次避難者のうち北陸以外へ避難した人がゼロ、との報道がありました。
長年住み慣れた町の近くに残りたいというお気持ちはとても良く判ります。
然し体育館のような、本来は寝泊まりすることを想定していない場所や、ましてや車の中で長期間生活するのは、あまりにも身体への負荷が大き過ぎて、災害関連死リスクを高めます。
また一人でも体育館に残られてしまうと、その避難所を維持するための人も残らざるを得ず、結果的には他人を災害関連死の巻き添えにする可能性すらあります。
今、県や国が為すべきは仮設住宅の建設を急ぐことですが、併せて、せめて仮設住宅が出来るまでの数ヶ月は二次避難所に移って貰うように強く説得することでしょう。
家が心配という方の為には防犯カメラを設置してスマホなどで遠隔からでも監視できるようなサポートはあっても良いかもしれません。今時、簡易な防犯カメラなら数千円で買えます。
他にも二次避難を促す方法はあると思うので、皆で知恵を絞っていくべきと思います。