政治家は特権階級なのか?(2)

自民党二階幹事長が12月27日のBS番組で先般の菅総理と著名人の参加した大人数会食に対して以下のような反論をしたと各紙が報じています。

「会食を目的にやっていない。意見交換を考えてやっている。全く無駄なことをしているわけではない」

「いろんな面で出会った人たちで年に1回の忘年会を開いていた。ちょうど良い機会だから首相も各界の代表的な人たちに出会っておいたらいいかなという感じでね」

いちいち反論するのも馬鹿らしくなりますが、「意見交換」が目的なのであれば、いまどき食事抜きで会議すれば良いだけですし、さらに言えばリモートで十分でしょう。

「各界の代表的な人たち」とのことですが、政治家以外の参加者は、王貞治さん、みのもんたさん、杉良太郎さん、森田実さんとのことで、大物ではあっても失礼ながら現役バリバリとは到底言えないご年齢の方々。かつその方々から漏れ聞こえる会合内容は、結局のところ「忘年会」。

いまどき忘年会を開催しているような企業は殆どありませんし、新入社員の歓迎会も、退職者や転勤への送別会も、多くの会社は自粛しています。

国民には「自粛しろ」と命じておきながら自分たちは忘年会ですか?

しかもそれを批判されたら、子供のような言い訳ですか?

自分たちは特別だと思っているということですね?

私たち国民は、こんな人を代表に選んではならない、と心から感じました。

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