11月13日、眞子さまが「お気持ち」を公表されました。
全文を拝読し、大変失礼なことを承知の上で、思うところを率直に申し述べさせて頂こうと思います。
飽く迄もわたくし個人の感じたところであり、不遜と思われる方も居られるとは思いますが、何卒ご容赦のほどお願い致します。
「一昨年の2月7日に、私と小室圭さんの結婚とそれに関わる諸行事を、皇室にとって重要な一連のお儀式が滞りなく終了した後の本年に延期することをお知らせいたしました」
「前回は、行事や結婚後の生活について充分な準備を行う時間的余裕がないことが延期の理由である旨をお伝えいたしました。」
公式な場としては止むを得ないとは言え、恐らく国民の大半は、皇室行事云々は飽く迄も建前であって本当はお二人の冷却期間となることを期待していたものと思います。
にも関わらずこの書き出しから始まってしまいますと、あゝ内親王殿下はまだ国民の気持ちにお気付きになられておられないのか、という失望にも似た感情が沸き起こってしまいました。
「また、様々な理由からこの結婚について否定的に考えている方がいらっしゃることも承知しております。」
中段になって漸く本題について言及されましたが、如何にも付け足し的で、少なからぬ国民が何故このご婚儀に否定的なのか、その解決に内親王殿下は、そして何よりお相手の小室氏はどういう行動でお示しになられるのか、については全く触れられていないことを、大変残念に思いました。
「天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっていることに、深く感謝申し上げております。」
こう申し上げては甚だ不遜ではありますが、このレベルのお話に天皇さまや上皇さまが出来ることは「静かに見守る」しか無いことはご理解されておられるかと思います。
そしてそれがまた、ご了解を意味するものではないこともお判りでしょう。
にも関わらず、ここで天皇陛下や上皇陛下のお名前をお出しになられることには、矢張り違和感を禁じ得ません。
女性天皇、女系天皇、女性皇族宮家創設、などの議論がある中、女性皇族としてのお立場を今一度顧みて頂きたいと、私個人としては願って止みません。
ご結婚の強いご意志が変わらないのでしたら、先ずは小室氏にはきちんとした説明と、具体的な解決に向けたアクションを起こして頂きたい、と、切に願います。
皇室を敬愛申し上げる一国民として。