間違いだらけの感染対策

8月2日より緊急事態宣言の対象が大幅に拡大されました。

然し、東京都には遥か前から緊急事態宣言を発出していたにも関わらず、寧ろ感心拡大している事実から考えるに、今まで同様の感染対策では拡大を抑えられないものと思います。

自粛要請に従わない飲食店が増えてきたのも一因かしれませんが、寧ろ最近の学者が訴えているのは飛沫感染よりも空気感染(マイクロ飛沫感染)のリスクです。

従来は三密回避が強調されていましたが、感染力の強いデルタ株では三密のうち一つでも有れば感染リスクが高まると言われています。特に密閉が最悪であり、しっかりと換気することが最も重要とのこと。

然しこれは逆に言えば、今までのような飲食店を狙い撃ちにした対策には限界があるということになります。

寧ろソーシャルディスタンスを確保した席配置で換気を確り行っている飲食店は通常通り営業を認め、客のマナーも徹底させる。出来ていない店は休業とすることで、感染リスクの高い路上飲みや一部開いている店での密集飲みを回避出来るのでは無いでしょうか。

政府には是非とも科学的な対応を望みたいものです。