少子高齢化は政治の無策の結果

毎度お騒がせ発言が多い麻生氏が、今度は少子高齢化は子供を産まなかった方が問題」と発言したことが報道されています。

この手の切り取り報道がどこまで真実を伝えているかには疑問も残りますが、一方で保守派と言われる議員の中には、「女性の最大の仕事は子供を作ること」だと思っている方が少なからずおられます。

故に、以前発表された自民党改憲案には「家族は助け合え」等、家族のあり方まで憲法に書こうとするおかしな動きが出てきたりします。

今回の麻生氏発言は、先ずそもそも生物学的に作りたくても出来なかった夫婦に対して失礼です。

日本では不妊を病気と認めていませんので、お金がないと不妊治療も受けられず、悩んでおられる方が沢山あるものと思います。

またそもそも経済的な理由から子供を作らない選択をされている方もあります。

結局、少子化が世界でも突出して進んでしまっているのは、政治の無策と失策が遠因なのは間違いなく、それを棚に上げて子供を産まなかった人を批判するとは、あまりにも的外れでしょう。

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【TBSニュース(03日20:50)】麻生氏、少子高齢化問題で「子供を産まなかった方が問題」

麻生副総理は3日、地元・福岡で開かれた会合で、少子高齢化問題に触れ、「子どもを産まなかった方が問題」と発言しました。(中略)「いかにも年寄りが悪いという変な野郎がいっぱいいるけど、間違っていますよ。子どもを産まなかった方が問題なんだから(後略)

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