12月12日に発表された毎日新聞の世論調査によれば、菅内閣の支持率は40%に対して不支持は49%と、初めて不支持が支持を上回った、との報道がありました。
要因は極めて明白で、コロナ禍でもgotoを強行に推進し感染拡大を助長したこと、桜を見る会や学術協会問題に対し、トップとしての説明責任を全く果たしていないこと、でしょう。
菅総理は非常に守りの手堅い参謀タイプとお見受けしていたので、そもそもトップを担うタイプでは無いと思っていました。
世間的には安倍政権をそのまま引き継ぐワンポイントリリーフとも評されていた中で、然しご自身は衆院選後も総理を続ける色気を出してしまったのでしょう。
そのために各方面への配慮で奥歯に物が挟まったような物言いしか出来なくなり、結果、一番肝心な国民の支持を失ったのだと思います。
菅総理に敢えて申し上げたい。
この期に及んでは、余計な忖度や配慮を排し、総理ご自身が正しいと思われる方向を、明確に示されてみては如何でしょう。
このままでも間違いなく次の総理にはなれません。それどころか今までの功績にも泥を塗っての総理の座からの失脚という結果の方が可能性としては高そうです。
故にこそ、背水の陣で、思う政策を進めてみてはどうかと思います。
総理のご決断に期待します。