今日は全く個人的なお話です。
以前にも書きましたが私は複数の合唱団に所属しており、東京都内の幾つかの区の施設をお借りしてレッスンを行なっています。
3月25日の小池都知事による緊急記者会見にて、「三密(換気の悪い密閉空間、多数が集まる密閉場所、間近で会話や発声をする密接場面)」を回避し、週末は外出を控えるようにとの強いメッセージが出されました。
音楽室などは「三密」の典型であることから、流石にこれでは区の施設も閉鎖になるだろうと思っていたのですが、驚くことに、少なくとも我々が予約していた施設は(少なくともこの文章を書いている3月27日時点では)何処も通常通り利用可能となっていました。
日本では、喩え都知事が要請しても、区は従う必要はない、ということのようです。
ところがそのうち一つの施設から連絡がありました。
「施設は閉館はしないし強制もしませんが、出来れは活動を自粛して欲しい」
衛生に注意する、大人数ではなく個人レッスンとする、換気も頻繁に行う、等の対策を伝えたものの、非常に歯切れ悪く同じ言葉の繰り返しでした。
結局のところ、国が何も決めない→都も強制はしない→区もお願いベース→判断は個々人に丸投げ、ということです。
これでは外出自粛など徹底される訳がありません。
嗚呼、日本とは、誰も決めない国、責任を取ろうとしない国なのだな、という事を実感しました。
ついでの事後談。
この曖昧な連絡を受け、合唱団内では意見が真っ二つ。
禁止でもなく強制でもないのだから、衛生に気をつけて集団にならない個人レッスンなら良いだろう、という人と、こんな時にレッスンなんて非常識だ、という人。
結局、やりたい人だけで個人レッスンをする事で落着しましたが、非常に気まずい雰囲気が漂いました。
外出禁止とまではいかなくとも、せめて施設を閉鎖するくらいの判断だけでもあれば、末端の末端で揉めたりすることも無いのになぁ、と思った次第です。