まだまだ不確定情報が多い新型コロナウィルス、現時点で徐々に定説となりつつあることをメモ的に記載します。
半年後、一年後、数年後に見返した際、当時の判断は正しかったのか、間違っていたのか、を振り返る材料としたいと思います。
(1)マスク着用の非義務化
海外では外出時や公共交通機関利用時のマスク着用を義務化している国や都市も少なくありませんが、日本では特にルール化していません。
マスク着用は、感染防止というよりもエチケットという言い方をしています。つまり、他人に不快な思いをさせないようにマスクをしましょう、ということです。
マスク着用は強制しなくても大丈夫だというのが現時点での我が国の総合判断であり、故に熱中症対策でマスクを外すことを推奨すらしています。
(2)三密の定義
我が国では感染防止には三密、即ち、密閉・密集・密接、の回避が必要だとされています。
このうち密集と密着は見た目で判るのですが、問題は密閉。
先日も書きましたが、満員電車は換気がされているので密閉には当たらないと言うのが鉄道会社と政府の公式見解ですが、一方で換気されているのは車輛の上の方と後ろの方だけで、着席している人や後方に居る人は換気されていない密閉状態との指摘もあります。
現時点では満員電車でクラスターは起きていないことになっていますが、さて、これは正しいのでしょうか。
(3)進まない在宅勤務
海外では従業員全員を在宅勤務にしている企業も少なくありませんでしたが、日本では中小企業を中心に在宅勤務は進まず、大手も緊急事態宣言解除後は出社に戻したところもあったようです。
在宅勤務はコミュニケーションが減る、鬱を誘発する、と言った記事も見掛けます。
一方で自身、コロナ禍以降、基本は在宅勤務ですが、幸い会社から支給されている専用端末のツールで支障なく上司・部下・同僚と会話出来ており、個々人の工夫と努力次第なのではないか、とも感じます。
とは言え日本では、緊急事態宣言が出なければ出社を続ける方が多数派のようです。
海外ではリモートが加速する中、未だにハンコを無くすと言った大幅バックティーからスタートの日本は、さらに世界から取り残されるのでしょうか。
さて、現時点では色々な説があって真偽不明ですが、私は以下の説が比較的真実に近いのではないか、と、日本、各地、社内の感染状況を見ていて感じます。
これもまた、正解は何れ判るのでしよう。
・実は日本では多くの人(2〜3割)はコロナウィルスに触れている
・然し東洋人遺伝子はこのウィルスにある程度は慣れていたようで、大半の人は無症状か軽い風邪程度
・従って本当の致死率は、観測されているデータよりも圧倒的に小さく、恐らく0.○%とインフルエンザ以下
・症状が軽いので免疫機能が作用する前に完治することから、感染者の殆どには抗体が出来ない
・従って大半の人は、今後は過剰な反応することなく、例年のインフルエンザ警戒と同レベルです警戒をしながらワクチンや特効薬の出来るのを待つのみ
・それまでは重篤化しやすい高齢者・既往症のある人は外出自粛するなど自衛する