最近、ランニングやトレイルランする人が増えているように思います。
健康な人が増えれば、我が国にとって最大の問題になりつつある増加一方の社会保障費抑制にも繋がりますので、本質的には決して悪いことではありません。
然し個人的はどうしても申し上げたいのがランニングのマナーです。
仕事で皇居周辺を歩くことが少なからずあるのですが、昼夜問わず走っている皇居ランナーの多さに驚かされるとともに、そのマナーの悪さがどうしても気になってしまいます。
皇居周回道路は場所によっては歩道が非常に狭くなっています。然し多くのランナーはスピードを緩めることなく駆け抜けていくので、歩いている方からすると恐怖を覚えることがあります。
また集団で走っている人も少なからずあり、ランナー渋滞で歩行者に迷惑をかける様子を見ることも少なくありません。
一番困るのがぶつかってくるランナーです。
そんな人がいるのかと思われるかもしれませんが、実際、私自身、ここ半年で2度ほどランナーにぶつかられました。膨大な数のランナーの中のごく一部なのだとは思いますが、歩行者をよける様子もなく、明らかに歩行者の方がどけ、というスピードでぶつかられると、一歩間違えば大事故になりかねません。
皇居で催しがあるときなどは非常に多くの人が皇居を訪れますが、そんな時にも走っているランナーを見ると、さすがに非常識ではないか、と思います。
過去にも何度かトラブルになっているそうですが、さすがに条例で「走るな」と決める訳にもいかないらしく、千代田区もマナー向上を訴える程度しか出来ないそうです。
最近はやりのトレイルランの方と、登山者の方の間にも似たようなトラブルが増加しているいう報道もありました。
是非ランニングされる方は、「歩行者優先」を肝に銘じていただくとともに、万一事故が起こった場合の危険性をよく認識頂きたいと思います。