このシリーズ(?)も第四弾になりました。
毎回、書くネタを与えて頂ける前澤さんには感謝しなくてはならないかもしれません。
さて、今回のネタは、前澤さんが3.8億円でスーパーカー「ケーニグセグ ジェスコ」を購入されたことを発端として再び盛り上がっている、前澤さんが下品かどうかの議論についてです。
超高額のスーパーカーを使ってガチレースを行うとか、試乗会をするとか、金に糸目をつけず世間体を気にせず大胆なことをする前澤さんらしい企画だなと思います。個人的にはその手のイベントは決して嫌いではありません。
とはいえ、この件や1000億円を通帳に記帳する様子をアップした件が「下品だ」「本当の金持ちは金を見せびらかしたりしない」と批判する声があることにも、その通りだと思います。
こうした批判に対して前澤さんは、
「人に下品という前に、人のお金の使い方にケチつけることが一番下品だということに気づいて欲しい。もっと、お金から解放されたらいいのに」
とか、
「10億円くらいまでは人に隠したがるのは分かる。自分で稼いだ自分だけのお金だと思いがちだから。けど100億とか超えてくると、さすがにそれはみんなのおかげ。だから、こんなの買ったから今度見てね触ってねって共有したくなるし、堂々と公開する。」
と発言されています。
然しこの発言は「俺はすんごい金持ちだから、普通の金持ちと一緒にしないで」と語っているのと同じで却って嫌味に聞こえますし、みんなに還元するんだと言うのは飽く迄後付けで、結局、自慢したい、自分に注目して欲しい、という欲求が先にありきなのが透けて見えでしまっているよね、と私は感じました。
自分のお金をどう使おう自由なのは全く異論ありませんし、ZOZOの社長だった頃は彼を儲けさせる事になるのでそんなところで物は買うまい、と思っていましたが、今となっては単なる一私人ですから、最早その批判も当たらないでしょう。
それでも前澤さんに一定の批判が出るのは、彼の発言から滲み出る「かまってちゃん」的な雰囲気に嫌気が差すからなのだと思います。
某有名アニメの主人公のセリフではありませんが、「もっと僕を見て、僕を構って」というオーラが出過ぎると、人は却って近寄りたく無くなるものです。
周りにもそんな人が時々居るかと思いますが、前澤さんはそんな「かまってちゃん」をとても大きなスケールでもやっている人なんだな、と今回の件で改めて実感しています。
ここまで来ると、寧ろいちいち批判に反論などせず、正々堂々、僕に構ってよ、僕を見てよ、というキャラで行った方が清々しいかもしれません…
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