
朝日新聞の青木記者異動問題について考える。
青木記者の新しい処遇詳細を存じ上げませんが、会社の配置転換が気に入らないとゴネていても仕方ない、それよりも前向きに自分が何を出来るのかを考えた方が建設的、だと感じています。
政治・経済・歴史を中心に評論しています
青木記者の新しい処遇詳細を存じ上げませんが、会社の配置転換が気に入らないとゴネていても仕方ない、それよりも前向きに自分が何を出来るのかを考えた方が建設的、だと感じています。
新型コロナウィルスが猛威を振るう中、政府も感染拡大防止策の一環として、テレワークを推進しています。日本ではなかなか浸透しなかったテレワークが活用され始めたこと、これが新型コロナウィルスがくれた唯一のお土産、がしれません。
今必要なのは事実を知って「正しく恐れること」、そして「正しく対応すること」に尽きます。マスコミにはそうした報道を期待するとともに、我々もマスコミの煽り報道に踊らされないアタマを養っていかなくてはならない、と感じている今日この頃です。
ひとつだけ言いたいのは、こんな時だからこそ、お互いの意見によく耳を傾け、結果として折り合えなかったからと言って相手を誹謗中傷することだけは止めるべき、という点です。こんな時に最も恐ろしいのは、人の心が荒んでしまうことなのですから。
客観的なデータに基づく正しい分析と理解、それに基づく正しい判断と行動、を一人一人が意識して行うことが求められていると思います。
悪いのは働かない中高年ではなく、そんな中高年を産み出してきた会社ではないでしょうか。
私は、年功序列と実力主義は決して対立する概念ではなく、両立し得るものと思っていますので、経団連、経営陣には、安易な発想に走らず、将来有望な優秀な若手と、今まで会社に貢献してくれた中高年、双方が幸せとなれる制度を真剣に追求して欲しいと思います。
日本人ならば子供の頃から馴染みのある除夜の鐘すら騒音だと感じる人は決して多数ではないでしょうから、お寺関係者には喩え抗議を受けたのだとしても、それで取り止めるのではなく、除夜の鐘の意義を説いてほしいと思います。
メディアには、せいぜい中国からの日用品爆買いくらいしか報じられていませんが、実際には土地を含む多くの物が、中国のみならず世界中から投資の対象にされてしまっています。
私たちはこれから訪れる超高齢化社会とそれにより生じる老害にどう向き合っていくのか、そろそろ真剣に考えるべき時だと思います。