先日書いた「桜を見る会」ですが、政府与党は説明責任を果たすどころか、臭いものには蓋を、の言動が目立ち始めました。
先ずは参加者名簿の問題。
今時、紙の資料だけで電子データが残っていないなどあり得ないし、前回も書きましたが、昨年は誰を呼んだのかという情報をは今年誰を呼ぶか決める際に参考にしない訳がありません。
また出てきたら黒塗りばかりの名簿との事ですが、本来は功績のある人を慰労する会とのことなので、参加者にとってもこのリストに名前があるのは名誉なことである筈なのに、名前を出せないとしている時点で、趣旨と違う人が呼ばれていたであろうことを立証しているようなものです。
そもそも税金を使ったイベントなのですから、国民にも知る権利はあるでしょう。
前夜祭の会費5千円も、立食で大人数とはいえ都内の超一流ホテルの開催ですから、間違いなく安すぎます。
ここに直接資金援助していたとは私は思いませんが、総理への忖度が働いたスペシャルディスカウントな可能性は高く、矢張り権利の濫用の延長にある問題だと感じます。
名簿は絶対にあるはずなので、政府与党は隠さず全てを開示し、正面から説明すべきです。
長期政権の奢りだ、と後世に批判を受けたく無いならば。
また、野党から資料請求された日に廃棄された件についても、シュレッダーが順番待ちです偶々この日になったとの説明ですが、内閣府のシュレッダーは民間企業にある小さなものとは異なり30秒で800枚も処理出来るそうなので、そんなに大混雑なのかそもそも疑問ですし、順番待ちする為の利用リストがある模様ながら、それは出せないとの内閣府の説明とのこと。
もうなんだか言い訳がどんどん悲しいレベルになって来ています。
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